共有SQLデータベース

JabRefでは,共有SQLデータベースを用いることで,共同作業をサポートすることができます. この機能は,JabRef 3.6以降で利用できます. JabRefの旧版を利用していたことがあれば,データを更新する方法について,第3.6版以前のSQLデータベースから共有データベースへの移行をご覧ください.

使用法

この機能を利用するためには,リモートのデータベースに接続する必要があります.そのためには,メニューバーからファイルを開いて,共有データベースを開く をクリックします.共有データベースを開く ダイアログが開くので,そこに共有データベースへの接続設定を書き込みます.データベース型 フィールドでは,ご利用の共有データベースに合わせて,PostgreSQL・MySQL・Oracleのいずれかを選択することができます. それから,残りのフィールドを対応する情報で埋めます.ご希望であれば,パスワードを記憶しますか? チェックボックスを有効にすることで,パスワードを保存することができます.

「共有データベースを開く」ダイアログのスクリーンショット

共有データベースに接続した後,主幹ウィンドウはこのようになります:

共有データベースを開いたJabRefのスクリーンショット

JabRefは,あなたが変更を加えたのを自動的に検知して,共有側にプッシュし,同時に,新しいバージョンが共有側にあるかどうかを,つねにチェックします.接続に問題がある場合には,アイコンバーにあるアイコンから,共有データベースを持ってくる(pull)ことができます. 新しいバージョンがある場合には,JabRefは,新しいバージョンとローカルにあるコピーを自動的に統合(merge)します.これに失敗すると,更新拒否 というダイアログが表示されます.この場合,更新拒否 ダイアログを使って,手動で統合を行う必要があります.このダイアログは,差異がどこにあるかを表示しますので,ローカル版を維持したいか,共有版に更新したいかを選択します.その後,項目を統合 をクリックして,統合することを確認してください.

更新拒否ダイアログのスクリーンショット

更新拒否 ダイアログは,作業中のBibEntryが共有側で削除された場合,違う形で表示されます. 維持 をクリックすれば,データベースのBibEntryを維持することができますし,そのまま 閉じる をクリックすれば,共有側に合わせて削除することができます.

項目が削除された時の更新拒否ダイアログのスクリーンショット

共有データベースへの接続に問題が生じると,「接続が失われました」 というダイアログが表示されます.そこで 再接続オフラインで作業データベースを閉じる のいずれかを選択できます.ほとんどの場合,再接続をすることで問題は解決されますが,うまくいかない場合には,オフラインで作業データベースを閉じる かを選択しなくてはなりません.自分の加えた変更点が確実に保存されるようにするには,オフラインで作業 を選択してください.保存すべきものがないと思えば,データベースを閉じる を選んでください.オフラインで作業することを選んだ場合には,JabRefは,共有データベースを,ローカルの.bibデータベースに変換してくれます.すると,もうオンラインではなくローカルデータベースで作業することになりますので,作業した内容は,コピー&ペーストで共有データベースにインポートしてやる必要があります.しかしながら,このように共有データベースにインポートを行う際には,自分がオフラインであった間に,変更が加えられたかどうかをチェックする必要があります.さもないと,インポートによって,誰かの作業を上書きしてしまう恐れがあります.

「接続が失われました」ダイアログのスクリーンショット

試してみましょう

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